teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


【2018年春アニメ】 立花館To Lie あんぐる、ありすorありす

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 7月 5日(金)13時20分17秒
  今回は2018年4月期のTVアニメを振り返ります。
この時期に観ていたのは、以下の【ショートアニメ】二本のみでした。

『立花館To Lie あんぐる』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、篁いおりちゃん。通称・エロ女。

「ラッキースケベでハーレム漫画の主人公が女の子だった!?」(キャッチコピー)

どんな日本語だ、それはw
主人公・夏乃はなびちゃんを取り合っているのは、藤原このみちゃんと篁いおりちゃんの二人だけ(年長組三人は概ね、姉的ポジション)なので「ハーレム」というのは、ちょっとどうかな?という気がしなくもない。まあ、タイトルからして「三角」関係でないとマズイのは分かるのだけれども。
それより問題は、女の子同士で「ラッキースケベ」が成立するのか?!という方ですよ。確かに、はなびちゃんが男子だったら「ラッキースケベ」としか形容しようのないアレやコレやが毎回描かれる訳だけれども、女子が同性のアレとかソレとかを目撃したって、特段の問題は無いのでは……とか思うじゃん。ところが、案外成立しているのですな、これが。
はなびちゃん・いおりちゃんは高校一年生。このみちゃんは二人より一つ下で、中三。この辺りって、「女子同士だから裸を見られたって問題ナッシング!」とは言い切れない、微妙なお年頃なのよね。色々な作品で描かれている「一緒に入浴するのが恥ずかしい」というシチュエーションなんぞ、その典型例と言えよう。(最近だと、『ヤマノススメ サードシーズン』第9話「それぞれの景色」等。本作品でも、第10話「温泉と卓球」が思いっ切り該当。)まして、相手を百合的に意識していれば尚更だ、と考えれば、毎度お馴染み・このみちゃんの平手打ちも納得できよう。
一方、いおりちゃんの方は、「相手が女子だから、見られても平気」というより、天然もしくは不思議ちゃん設定の反映として気にしていない、という雰囲気が初期は濃厚だったし、回が進むにつれて「はなびちゃん限定で(好きだから)見られても平気。むしろ、もっと発展したい」という、恋愛感情の反映として気にしていないキャラへと進化??していくのであった。彼女だけ取り出すと「大丈夫か、このコ」と心配になってしまうが、このみちゃんとのバランスという観点で捉えれば、このぐらいで丁度良いような気がする。

百合作品でありつつ(男子が主人公の)ハーレム物の構造を持つ本作品は、コアな百合好きからすると邪道なのかも知れない。だからこそ、過度に深刻にせずにギャグを前面に押し出したのは正解なのだろうし(ラッキースケベ連発だからギャグで当然なのだが)、アニメ版に限れば、5分枠ならではの展開の忙しさにより、ドタバタした印象が一層強まったことも、返って良かったと思う。(ちょっと忙し過ぎるキライもあるけれど。)


『ありすorありす』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、マコちゃん。元気で楽しい。

マコとココの姉妹に尻尾が生えているのは、何故なのか?(5話「みんなで温泉旅行!?」の入浴シーンで確認できるが、あれは確かに本物の尻尾で、身体の一部。)
劇中で説明されなかったので、公式サイトや原作コミックス1巻に当たってみたのだが、やはり謎は謎のまま。それどころか、原作コミックスによると、

「『りせ』と『あいり』は双子の『ありす』」

なんだとか。双子の「ありす」って何。逆に謎が増えてしまったぜ。二人は不思議の国のアリスだとでも言うのだろうか。では本作の舞台は不思議の国? 縁日で浴衣~なんて場面(5話)まであるのに。あー、でも確かに妖精がいるな(あるばかさん・カビうさぎ・コリー)。
要するに、「細かいことは気にするな」ということかw 考えるな、感じるんだ的ノリで美少女たちの、ふんわりした日常を、ほんわか眺めていれば良いのだろう。何と言う脱力系(注・褒めてます。)。
原作コミックスでの兄は、りせ・あいり以外のコたち(特にマコ)には素っ気無い態度で接するのが常なのだけれど、アニメ版では皆に優しい兄に変更されており、私個人としてはこの改変は良かったと思う。ただ、兄がソフトになったことで、いよいよ「毒にも薬にもならない」作品カラーになったことも否めないのであった。

【付録】兄に対する呼称一覧。
り せ;「お兄ちゃん」
あいり;「兄さん」
マ コ;「兄ちゃん」
コ コ;「お兄さん」
姫 咲;「お兄様」(「姫咲」は「きさき」と読みます。)
る は;「にぃに」
ヤミリー;「兄様(にいさま)」

「るは」の「にぃに」は、『アマガミ』の美也を彷彿とさせますね。

http://tachibanakan-anime.com/

 
 

【2018年夏アニメ】はたらく細胞、ヤマノススメ三期

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 6月27日(木)14時22分7秒
  今回は2018年7月期のTVアニメを振り返ります。

『はたらく細胞』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、好酸球ちゃん。ツインテのピンクちゃんね、寄生虫の退治屋さん。

まずは、二期決定おめでとうございます。
「擬人化」が流行を通り越し、一ジャンルとして定着した感のある昨今、「細胞の擬人化」程度で驚いた人はいないと思う。私の場合、むしろ細胞の擬人化に伴って、人体内が一つの世界として描かれたことの方が興味深かった。
だって人体って、有機物の塊りですぜ。それが工場! 団地! 無機質一辺倒!
例えば一般細胞たちの住居なんか、藁ぶき屋根に木造建築でも構わない筈のところを(いや、「(リアルな)細胞の視覚的印象」で言えば各区画が四角く区切られている方が「らしい」のは事実ですが)、グレー一色・コンクリ感全開の団地ですからね。樹状細胞の勤務地が大木、というような例外はあるにせよ、全体を工場と、それに付随する団地(団地内でも一般細胞がクローン増殖を行っており、ここも言わば工場の一種)で覆い尽くした世界観は、人体が如何にシスマティックに構成され機能しているか、ということを雄弁に語っていると思う。転生モノで定番の「異世界」等と比較しても、この「人体内世界」の完結性と説得力は、完成度が半端では無い。それはそうだ、転生モノの「異世界」とは違って、実在する人体がベースなのだから。それでこそ、細胞を擬人化した趣旨も立つ、というものだろう。
ちなみに、前述した「完結性」に関連して言うと、細胞たちは、この世界が「宿主」という巨大な生命体の内部である、ということを理解していながら、その宿主=外の世界と直接間接を問わず、コンタクトを取ろうとしない(出来ない)。宿主と自分たちとを、画然と分けて捉えているのである。故に、花粉症対処の為に投与されたステロイドは「どこからともなく現れ」た扱いになっているし(5話「スギ花粉アレルギー」)、11話「熱中症」での輸液注射(注射器の巨大な針先が天空に出現する)も「奇跡」だし、13話「出血性ショック(後編)」で輸血により体内に運ばれた赤血球集団も、「出現理由不明」なのだ。細胞たちは人類の医学に依存することは一切無く、どんな状況に対しても(それこそ12・13話のような「生命の重大な危機」に際しても)、あくまで自分たち生来の役目を果たすことでのみ、立ち向かおうとする。そのことによって、人間が本来持つ自然治癒力を視聴者に伝える、という教育的役割も勿論だが、細胞たちの一途な姿を「健気さ」として描き出し、我々の共感を呼ぶのである。これこそ「擬人化」の成果だろう。
だから、単純無比な私なんぞは、ついつい「宿主としても、彼女ら彼らの健気な努力に応えたい、彼女ら彼らを援護射撃したい」との思いを強くしたのである。が、では具体的な方法はと言うと、常日頃から健康に留意する……つまり早寝早起きとか、栄養バランスを考慮した食事とか、凡そオタクの苦手な方面に話が広がらざるを得ず、そう考えると怯んでしまうのであった。情けない。(ちなみに、コミックスのスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の宿主は、そうした自堕落?な生活を送っている模様。)

あと、白血球はともかく、丸腰の赤血球を主人公にしたのはどうかな?と一瞬思ったりしたのだけれど、「体じゅう隅から隅へ」と舞台を設定できたのは、赤血球ちゃんが主人公なればこそ、であった。御丁寧に「方向音痴」という設定で、本来なら赤血球が入らないリンパ管とかまで出てきたしw
第一、やれキラーT細胞だ肥満、もといマスト細胞だと言われても文系人間には「??」だが、赤血球、白血球、血小板あたりなら小学校理科の範疇だから親しみ沸くしね。


【ショートアニメ】
『ヤマノススメ サードシーズン』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、黒崎ほのかちゃん。今回、ブラコンという新たな属性が加わりました。

二期の終盤で「思い出の山」こと谷川岳登頂を果たした雪村あおいちゃん&倉上ひなたちゃんの友情を、改めて正面から描き出したのが、この三期だと言えよう。あおいとの、ほんの少しの行き違い・スレ違いが積み重ねられていくことで、いつしか頑なになっていく、ひなたの心情。そんな彼女の言動に戸惑うあおい。二人の心の揺れ具合が、シリーズの大半を費やして丁寧に繊細に、描かれていく。
・・・・・・という構成で、最初のうちはスレ違いが、ほんの息抜きのギャグに見えていたものが、シリーズ中盤以降は妙に深刻になっていき、見ている側もハラハラさせられます。それでも、最終的には収まるところに収まるんだろうな、という見通しは持てるので、「鬱展開についていけない」という事態にまでは陥っていないと思いますが。解決編である12話「ともだち」の爽快感を共有できるのは、そこまでの、物語の「谷」にきちんと付き合い、ひなたの苦しみの一端を分かち合ってきた視聴者のみですからね。しっかり見届けましょうぞ。

ただ、こうした展開によって、肝心の「山」が物語の「背景」に押しやられてしまった気がしなくもない。そもそも「大好きな富士山に、思い切って登りたい」・「思い出の山を二人で再訪したい」という強いモチベーションがあった二期に対して、三期は「富士山再挑戦の為の体力作りと準備」が2話「登山靴ってすごいの?」以降しばらくの登山目的になるので、正に今登っている山自体は目的になっていないんだよね。なおかつ、季節的に9月~11月ということで(最終回の13話「秘密だよ?」は、ひなたちゃんの誕生日の話なので11月11日)、高い山だと早々に、冬山シーズンに突入してしまう。その結果、

  1話    ;筑波山(標高877m)
  3話    ;天覚山(445m)・大高山(493m)・子の権現(640m)
  6話    ;関八州見晴台(771.1m)
  8・9話;赤城山地蔵岳(1,674m)
  11・12話;瑞牆山(2,230m)・金峰山(2,599m)

    ※ 複数回登場の天覧山は除く。

ということになり、シリーズ前半は全て標高1,000mにも届かない低山。8・9話の赤城山は「あおいちゃん不参加(ほのかちゃんと伊香保温泉に行っている)の為、ノーカン」とすると、本格的登山は11・12話だけなのだ。(補足すると、斎藤楓さん・青羽ここなちゃんを加えた「いつものメンバー」四人が揃って登るのも、この前後編のみ。)
「山高きが故に尊からず」とは言え(個人的には低山大好きです)、『ヤマノススメ』を標榜している作品としては、二期に比べると少々寂しいラインナップであることは否めない。11・12話の縦走にしても、話の焦点は二人の心の亀裂なのであって、山そのものは「舞台」という扱いであった。それならそれでも良いのだが、一方で解決編の12話で、「山は人の心を素直にしてくれるのかも」的な結論を語られても、「……ん?!」というのが正直な感想だったりする。

まあ、バランスという点では、そういった難癖も付けられる作品ではありますが、三期ともなると顧客も私のような常連さん中心だろうし、それはそれで良いのかも知れない。四期よろしく! 実現の折には、ほのかちゃんに、もっと出番を!

写真は『ヤマノススメ』定番の聖地・飯能の観音寺にて。




http://www.yamanosusume.com/

 

【2018年秋アニメ】 グリッドマン、アニマエール、となりの吸血鬼さん

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 6月12日(水)22時19分58秒
編集済
  今回は2018年10月期のTVアニメを振り返ります。

『SSSS.GRIDMAN』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、怪獣少女アノシラス(二代目)ちゃん。独特の笑い声&笑顔や、「名前? 私、カイジュウだよ」「ね、デェトしよ? 奢るから」といった含み笑い込みの台詞が、たまりません。そこはかとない人間離れ感があって。(だって怪獣だもの。)

特撮の『電光超人グリッドマン』(1993年)~以下、「原典」と記す~を、しっかり継承している本作~以下、「アニメ版」~にあって、敢えて原典と変えている点に注目したい。と言うか、原典のファンとしては、どうしてもそこに目が行く。
一つ目は、原典の重要な要素であった、

「コンピューターが暴走すると、どんな弊害・混乱が発生するか、というシュミレーション性」

が、アニメ版では、影も形も無くなってしまったという点。もちろん、設定の違い(原典では、あくまで現実世界が舞台で、コンピューターワールドは、バトルフィールドとしての描写が主であった)によるところ大なのだが、どうしても描こうとすればアニメ版でも、特にシリーズ後半ならば(現実世界の描写をインサートする等して)描けないことは無かったと思う。
これについては、パソコン通信やポケベルが劇中に登場していた原典=90年代前半と現代との、IT環境の違い、という理由が大きいと考える。「コンピューターウィルスによる社会への影響と混乱」等というのは、今や、ウィルスを怪獣に仮託して描くような話では無く、もっとずっと身近でリアルな懸案事項・不安要因と化しており、つまりはリアルが追い越してしまった為に、空想譚として描くのに不向きなテーマになってしまった、ということだろうね。
こういった「フィクションが現実に追い越される現象」はITに限らず、また『グリッドマン』に限らず、『ゴジラ』(1954年)における核開発・軍拡競争への警鐘以来、殊に特撮ファンの場合は幾度となく出食わし続けてきた訳で、そんな虚無感をも含んだ感慨を『SSSS.GRIDMAN』で、久々に思い出させられた気がするのであった。

二点目として、原典の藤堂武史とアニメ版の新条アカネちゃんとの差異。
一点目とも密接に関わるのだけれども、現実世界でストレスや恨みつらみを溜め込んだ武史が怪獣を使い、コンピューターワールド経由で現実世界に復讐していたのに対して、アカネは自身が現実世界からコンピューターワールドに逃げ込んでいる。だから、武史の怪獣がコンピューターワールドを破壊するのに対して、アカネの怪獣はコンピューターワールド内の「気に入らなかった人たち」(及び周囲の人間)を排除するだけであり、コンピューターワールドの破壊自体は、同じくアカネ製作の管理怪獣ベノラ群によって修復される。それはそうだ。逃げ込んだ先の世界を壊してしまっては、元も子も無い。(10話「崩・壊」、怪獣ナナシBが管理怪獣群を殺害して回る場面で、アレクシス・ケリヴが「いいのかなぁ?」なんて独白しているのは、その「元も子も無い」ことを敢えて犯すことに対して、か?)

この点にも一点目と同様、原典とアニメ版との二十五年の時間差を見出せる。原典の時代にも、今で言う「非リア充」で「引きこもり」の人は居たのだろうが、パソコン通信とポケベルの時代に、ネット社会は逃避先として十分な機能を備えてはいなかったのだろう。一例として、オンラインゲームの祖とされる『ウルティマオンライン』・『ディアブロ』の両タイトル(共に海外製)が発売されたのが1997年、即ち原典放映の四年後なのだ。原典の時代には「ゲーム廃人」だの「課金問題」だのは、ほぼ発生していなかったのである。
劇中描写でも、確かに武史は友達の一人もいない「非リア充」ではあるが、所謂「引きこもり」ではなく割と頻繁に外出場面があるし、不登校生徒でもない。ヒロインにラブレターを渡そうと挑戦する場面も複数回あるし(渡せないけど)、CGアートのコンテストに応募する回もあり、なんとか現実世界で自分の居場所を作ろうと、行動してはいたのだ。
対してアカネの場合、現実世界の様子が直接には一シーン(最終回「覚醒」の実写パート)しか描かれていないので判然としないが、「私に、広い世界なんて無理だよぉっっ!」の台詞(同話)等からも、武史以上に現実世界に適応できていなかった可能性が高いように思う。そして彼女は、武史のように現実世界に復讐するでもなく、ひたすら、自分の作った電子箱庭に閉じこもり、その中で気に入らない人物、即ちアカネにとってのバグを排除し続けるのみだ。アカネが欲していたのは、決して自分を嫌いにならない親友(宝多六花ちゃん)であり、適度にからかったりイチャついたりできる彼氏(響裕太)であり、怪獣ネタで盛り上がれるオタ友達(内海将)であり、そして、そんなクラスメートに囲まれて人気者の自分だった。現実世界で求めるならば若干欲張りな気がしなくもないが、自らが神として君臨する箱庭で浸るにしては、かなり慎ましい望みのようにも感じられる。9話「夢・想」でアカネは、そんな望みを夢の世界で叶えようとして果たせず、「夢でも届かないの……?」と絶望していたが、そもそも、この世界自体が彼女の夢のようなものなのである。
武史も、原典の一方の主役と呼べる興味深いキャラクターだったが、作品世界(作品の舞台)そのものと一体である新条アカネは、「一方の」どころか、アニメ版の究極の主役であり、その重責を果たし切った名ヒロインであった。

「新世紀中学生」の面々やアンチ君のエキセントリックなキャラ付けと、彼らの絶妙な(?)やりとり、随所に散りばめられた原典やウルトラシリーズ等の小ネタ、原典に登場しても違和感が無さそうな怪獣やアシストウェポンのデザイン等で、重いテーマを軽快に描いた快作と言えよう。最終回で原典の主題歌「夢のヒーロー」が流れた時には、御多聞に漏れず感涙した。二期が楽しみだ。

余談ながら、企画時にアニメ化の候補作として『アンドロメロス』も挙がったそうだが、是非こちらも、本作のスタッフでアニメ化をお願いしたい。敵側の「グア軍団」こそ、『ウルトラファイトビクトリー』や『ウルトラマンX』で華々しく復活を遂げたが、肝心のアンドロ超戦士が音沙汰無しのままでは、寂し過ぎるぜ。


『アニマエール!』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、猿渡宇希(さわたり・うき)ちゃん。こはねちゃんとお幸せになって欲しい。そうなったらなったで、こはねちゃんに振り回されて心労重ねそうだが、それは今も変わらないかw

~ふとしたキッカケでチアに惹かれた主人公(鳩谷こはねちゃん)が、高校でチア部創設に奔走。部創設に必要な最低人数と部室、顧問を段々と確保していく。集まったメンバーは、「突っ走る主人公」、「ブレーキ役かつツッコミ担当」、「無表情のチア経験者」、「ドジっ子(?)」、「ツンデレ」と、ヴァラエティー豊かな属性ちゃん勢揃い。
チアの演技・競技に話を絞るのではなく、ポンポン製作や消耗品購入等の「平凡な日常エピソード」を丁寧&面白おかしく描写する作り。チアを思いっきり広義に解釈し、「人助け」全般を部活動内容とする、豪快な話の広げ方。
互いへの(百合要素含む)想いと信頼の絆、ボケとツッコミの応酬、皆で力を合わせれば30分枠の一、二回で乗り越えられる適度な問題や障壁。乗り越えた先にある、仲間とチアの素晴らしさの再確認。~
鉄板中の鉄板。これで詰まらない作品になるワケがない。(と同時に、「先の見えないハラハラ・ドキドキ・スリリングな展開の面白さ」等は、ハナから期待すべくもない。) これが「きらら」枠だ。これぞ「きらら」の王道だ!
・・・・・・という作品でございますぜ、旦那。(誰だよ旦那って。)
こうした作品を受け入れられるか否かは人それぞれで、私自身は、美少女アニメに「面白さ」とは別のモノも強く求めているので、諸手を挙げての受け入れ派なのであった。

チア(の演技の)場面に音楽と動きが付いたことは、作品のモチーフからして、効果絶大だ。「メンバーの楽しさ」の伝わり方が、コミックスとは段違いである。また、無表情キャラの有馬ひづめちゃん・ツンデレの牛久花和(うしく・かな)ちゃんの二人が、チアの演技が始まるとパッと笑顔に切り替わる(「演技中は笑顔」がチアの鉄則)場面の「落差」も、アニメ化で、効果が増したように感じた。他にもアニメ化の恩恵が随所に認められ、それが原作段階から確立されている本作の「『きらら』らしさ」を、更に揺るぎ無いものにしてくれたように思う。二期希望!

余談ながら、舘島虎徹(たてじま・こてつ)ちゃんとの名前繋がりで、「こてっちゃん」とコラボった件、そもそもの経緯が「瓢箪から駒」みたいな話なのも含め、面白かった。


『となりの吸血鬼さん』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、エリーちゃん(454歳)。「ごきげんよう。」

放映当時は殆ど見ていなかった。が、ザッピング中にふと目に留まり、機会があったらちゃんと見ようと思っていて、最近になってAmazonプライムで視聴。
・・・・・・というように、どこからでもファンを掴める好作だと感じる。
美少女萌えアニメとして不足ないキャラクター(の外見)や作画の完成度(安心感と言うか、落ち着いて見られる感じということ。抜群の技術を駆使している、という意味では無い)は勿論のこととして、「吸血鬼」という超有名キャラクターの設定を、忠実過ぎるほど忠実に現代社会に落とし込んでいる為に、説得力に加えて、至るところにオチ(=吸血鬼の時代と現代社会とのギャップ)がつくので、チラッと垣間見ただけでも、面白さが即座に伝わるのだと思う。まあ、小さいオチが連続するのは、原作が萌え四コマだからでもあるのだが、むしろ「萌え四コマや萌えアニメに相応しいモチーフを探し当てた、発想の勝利」と言うべきだろう。
とにかく、「人から吸血せずにネット通販で血液を入手」、「鏡に映らないからメイクするのに不便」、「棺の中で寝るから、複数の抱き枕を持ち込むと蓋が閉まらない」と言ったネタの数々に、さもあらんと納得しつつ、笑ってしまう。「カレールーに苦手なニンニクが入っていて……」とか感心させられるレベルだし、日光浴びると灰になる、流水苦手で川に近寄れない、と続くと、「吸血鬼って難儀やなぁ」と同情の一つもしたくなったり。で、無表情キャラの吸血鬼ソフィー・トワイライトちゃんが、そうした逆境(??)に淡々と処している姿が、まあ、慣れもあることとは思うが、これ又おかしい。体表面や毛髪が灰になった時ぐらいは、もうちょっと慌てましょうぜ。
とどめとばかり、(原作では1915年から)百年間寝過ごしてしまった為に、輪を掛けて浦島太郎状態のエリィちゃんが登場するに至り、吸血鬼の時代(中世ぐらいをイメージしてね)~百年前と現代とのギャップが、より一層浮彫りになるのであった。11話「風邪の季節」にて、エリィちゃんが古色蒼然とした医学知識(「四体液」「黄胆汁」云々。19世紀まで信じられていた)で天野灯ちゃんを看病する場面とかね。そもそも「百年間寝過ごし」自体が、不老不死の吸血鬼ならではの設定だな。

もう一つ、「襲う吸血鬼と、襲われる人間」という図式を萌えアニメ的に引っ繰り返した点も興味深い。本来の立ち位置を入れ替える、というのは娯楽作品の常套手段(男女が入れ替わるとか)。なぜ常套手段かと言えば、効果的だからである。
本作では、OPタイトルバックでも見られる通り、灯ちゃんがソフィーちゃんを襲う(?)という逆転現象を恒例として組み込んでおり、その理由は、「人形フェチの灯ちゃんが、まるで等身大人形のような姿かたちのソフィーちゃんに夢中だから」というもの。ソフィーちゃんが人間ならば、さすがに無理が出てくるかも知れないが、体温の無い吸血鬼であるが為に「陶磁器のような肌」(1話「闇の一般市民」)という説得力を備えているという周到さ。
灯ちゃんのキャラデザも相俟って、『きんいろモザイク』の大宮忍ちゃん(金髪フェチ)がアリス・カータレットちゃん(金髪少女)を溺愛するの図を彷彿とさせる灯&ソフィーのカップル(笑)だが、本作は『きんモザ』等の「きらら作品」ではなく、原作コミックスは「月刊コミックアライブ」、途中から「月間コミックキューン」(いずれもKADOKAWA)にて連載されている。コミックキューン作品のアニメ化と言えば『パンでPeace!』『ひなこのーと』等が思い出されるが、いずれも、「ソフトな百合展開」を見せる。(雑誌自体に、そういう方向性があるのかも知れない。私は単行本しか読んでいないから分からないけれど。)本作も、夏木ひなたちゃんが灯ちゃんに片思い、エリィちゃんもソフィーちゃんに気がある?というように、メインキャラ全員が濃淡あれど百合関係を形成しているので、そういう世界観なのだと視聴者が納得してしまう。故に灯ちゃんのソフィーちゃんに対する想いも、「ストーカー気質でキモい」とか「しょせんソフィーを人形紛いとして見ているに過ぎないのでは」等とネガティブに感じさせないのであろう。
もっとも、そもそも百合が駄目、という人にお薦めできないのは致し方ないが、私は大丈夫、と言うか好物なので大喜びなのだった。同行の徒にはお薦めだよ。「百合カップル」ではなく、あくまで「お友だち同志」だけど、そこがまた良い。これ又、二期希望!

こうして振り返ると、個人的に当たりでしたね。この時期は。

http://kyuketsukisan-anime.com/

 

【2019年冬アニメ】 えんどろ~! 他

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 6月 6日(木)23時14分35秒
  TVアニメ振り返り、2016年いっぱいで中断していたので、直近の2019年1月期放映作品から始めて、2017年1月期まで遡っていきたいと思います。

『えんどろ~!』
好きなヒロインを一人だけ選ぶとすると、メイザ・エンダストことメイちゃん。ドヤァ!

「ありそでなかった日常系ファンタジー」のキャッチコピー、かおり監督(『ゆゆ式』)作品、ということで、きらら系では無いのにネット界隈で「きらら系扱い」されたのも納得の逸品。御丁寧に、OPタイトルバックにて勇者パーティーの四人が一緒にジャンプするカットまであって「きららジャンプ」と称されていたり。
とにかく可愛さに溢れ、見ていてニマニマしてしまうのですが、美少女だらけの勇者パーティーは天然単細胞のユーシャちゃん、優等生キャラかと思えば女子力どん底のセイラちゃん、おっぱい担当の筋肉バカかと思えば実はパーティー随一の常識人なファイちゃん、寡黙無表情キャラかと思わせてカルダード(魔法のカード)の話になるとオタクトーク全開のメイちゃん。微妙にズレているキャラ設定の組み合わせが楽しめます。加えてマオ先生は「のじゃロリ」だし(一人称が「我」!)、ローナ姫はストーカー気質だし、キャラ属性の見本市かい。一応モンスターも出てくるけれど、過半数は愛玩動物みたいな外観の脱力系で、どこまでもユルい。そんなユルさが心地良いです。

さて、「日常系ファンタジー」という作りについてですが、例えば「ドラクエ」シリーズのようなRPGゲームをプレイしていて、ゲーム攻略とは無関係な村人との会話を楽しめる人とか、ラスボス打倒後にさっさとゲームクリアせず、平和が戻った村々をダラダラ歴訪しては称賛を浴び続けていたい人には、かなり向いているのではないかな、と感じました。要するに私のことですが。
ただ、そのように「日常」に重点を置くのか、それとも、多少のユルさは前提としても、あくまで「(RPGゲーム風)ファンタジー」を追求するのか、視聴者の好みと期待によって、評価が分かれるのだろうな、とも思います。私自身は前者ですから、最終回に向けて盛り上げるとか、魔王との再決戦とかいう要素は、さほど待望しておらず、最初から最後まで平々凡々な「イベントなくても楽しい毎日」(『ゆゆ式』のキャッチコピー)を地で行ってもらえば満足だった訳ですが、実際には最終回に向けて盛り上げていましたし魔王との再決戦も用意されていましたし、更に言えば、勇者と魔王との因縁であるとか、そういうファンタジー方面が意外にきちんと作り込まれていて、個人的には、(不満ということは無いですが)、予想とは少々違った感を覚えました。まあ、あくまで「日常系ファンタジー」なのであって「ファンタジー風の日常モノ」ではありませんからね。
逆に言えば、ファンタジー風味を期待していた方々は、どうだったのかな、と。猫探しの流れでダンジョン(塔)を攻略する「ろ~る3 クエスト実習~!」や、宿題名目のバカンスついでに邪神を討伐しちゃう「ろ~る4 海と水着と邪神討伐~!」のように、ユルさ満載ながらもそれなりに魔物退治している回はまだしも、作品中盤では、その辺の要素ほとんど皆無ですからね。いずれにせよ、こういう作りは複数の要素のバランスどう取るのかが、悩みどころでもあり見どころでもありますわな。

とは言え、最終回「ろ~る12 エンドロールのその先は……」で、最悪の事態を回避し円満解決に至らしめたのは、(ユーシャちゃんたち四人やメイゴ嬢の強い想いであることは当然として)、それまで肯定され続けてきた「ユルさ」のお蔭であったことも、忘れてはなりますまい。と言ってもそれは、作品全体がユルユルだから解決法もユルくていいじゃん、とか言ったメタ的な話ではなく、友達同志(マオ先生も友達、とユーシャちゃんが再三、言明しています)で紡ぐユルい日常の価値を全力で肯定してきた彼女たちだからこそ、「宿命」や「因縁」という硬直した発想と積み重ねを打破できたのだ、ということです。ありふれた結論ではあるものの、しかしこの結論の前に、「日常」と「ファンタジー」の比重がどうの云々の姑息な議論は無意味だ、と感じ入りました。「日常系ファンタジー」として、きちんと筋を通した作品としても、評価したいものです。

ローナ姫の言動を受容できるか否か、見る人を選びかねない「ろ~る8 私のユーシャ様~!」や、かなり露骨に省力化していた「ろ~る10 雪山の夢~!」等、エピソード毎の若干のバラツキはあるにせよ、オリジナルアニメの魅力満載の快作でしたっス。

【ショートアニメ】
『雨色ココアsideG』

意識的に事前情報をシャットアウトして視聴。「sideG」とあるから、シリーズものの何作品目かなのだろう、という見当は容易につくのですが(ちなみにアニメ第5期だそうです)、敢えて世界観を知らずに見て楽しめるものかどうか、試してみたかった、という訳です。

で、この番組はOP30秒・本編90秒という『てーきゅう』あたりと同じ尺で、ショートアニメの中でも短い方なのですが、その中で早口でも何でもなく、普通に連続ストーリー物をやるという豪快さ。さすがに、話は単純にならざるを得ず、

「夏休み中に、父親の喫茶店でバイトさせられるヒロインが、その中で『人の役に立つ』という実践を通して成長する」

という感じです。深夜帯に流すには、やや幼い内容かなぁ。「人の役に立つ」の具体的内容は「猫探し」だし。どこのクエストだよw あと、「第一印象最悪」同志が仲良しになるという展開が、全体の経糸になっています。こちらも様式美といった気がしますが、まあ、萌えアニメとしては、成長云々より「らしい」かも知れない。
ヒロインズのメイド服・ネコミミコス・水着……といった御約束はキッチリ消化されており、それらをなるべく自然に見せる為のストーリーだと思えば、それはそれで良いのだろうと思います。ヒロインズのCVの中には、ちょっと「棒」な方も居られますが、それも又良し(?!)
私としては、特に可も無く不可も無し、という辺りが正直な印象でした。ちなみに第4期までは男性キャラ中心だったそうで(今回は、主人公の父親が序盤に登場する以外、全員女子)、元からのファンの方の評判はどうだったんでしょうね。

http://endro.jp/

 

【聖地巡礼・番外編】 梅ヶ枝餅

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 5月26日(日)08時46分6秒
  アニメやマンガの舞台を尋ねるのは「聖地巡礼」ですが、それならアニメやマンガに登場した飲食物を頂くのは、何と呼べば良いんでしょうね?

という訳で、4月25日に買って食べた「梅ヶ枝餅」です。五個入り六百円也。
福岡名物と言うか、厳密には太宰府名物なのですけど、今回、太宰府まで行けなかったからねえ。福岡空港で買いました。
写真一・二枚目を撮ったのも空港のロビーです。(二枚目で中身が下に寄っているのは、椅子に立て掛けて撮ったから。)

今回は『スケッチブック』の聖地巡礼だったのですが、当然のように梅ケ枝餅も作中に登場しています。
原作コミックス第8巻の59ページに収録(第108話の中の一本)。とは言え、四コママンガ一本だけですので、正直、印象が強いとまでは言えません。
むしろ、福岡とは無縁な筈の『森田さんは無口』での扱いの方が、個人的には記憶に残っています。
四コマ以外の話だけを集めたコミックス『森田さんは無口S』収録の「【Silent5】さいふまいりのおもいでは」。
9ページに渡って、梅ヶ枝餅の話題が続いてます(写真三枚目)。これを読んで、ぜひ買って食べようと……我ながら、びっくりするほど単純ですね(汗)。
ちなみにこの両作、ネタがかぶってたりしますw

商品に封入されていた説明書きによれば、やはり「焼き立てが一番お勧め」とのことですが、私としては、常温で皮が少し堅くなってからも、噛み応えがあって捨て難いと思いますね(常温保存で製造翌日まで食べられます)。帰りの飛行機内で三個、翌朝に二個食べたのですが、どちらも美味しかったし、お腹にも溜まります。
中身は餡子ですよ。梅の味はしませんので念の為。





www.kasanoya.com/umegaemochi.html

 

【聖地巡礼】 福岡(その4・天神&雑餉隈)

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 5月21日(火)12時36分48秒
編集済
  (前回の続きです。)

福岡空港からは、地下鉄に乗って約10分。博多随一の繁華街・天神に着きました。
アニメ『スケッチブック~full color's~』では「Page.12 スケッチブックの日」で空・夏海・葉月・ケイトの四人が天神に買い物に来ていて、OPタイトルバックで街並みが映し出されます。三越の前のライオン像とかね。
中でも写真一・二枚目のオブジェ(時計付き)は、四人がここで座ったり立ったりしているので、印象に残りやすいかと。福岡信用金庫の本店前にあります。さすがに人が多く、精一杯引いてもこの程度しかフレームに入らなかった(これ以上引くと、人が入り込んでしまう)ので、上の方が切れているのは御勘弁。空と葉月は写真一枚目手前のレンガに座っていたのですが、夏海とケイトは上の方に立っていたんですよね。なんとなくお分かりでしょうが、立って(入って)良い場所ではありません(汗)。

この後は、西鉄の電車に乗ります。17時11分発の小郡行き。
幸い日が長い季節の上、九州ですからまだまだ日中の明るさです。西に行けば行くほど、日没が遅くなるので。
飛行機が着いたのが、14時過ぎでしたからね。遅くまで見て回れるのは有難いですよ。
そんな訳で西鉄福岡(天神)駅から各駅停車で15分強。高架化工事中の雑餉隈駅にて下車します。難読駅ですね~。「ざっしょのくま」と読みますよ。
ここからは、なんとなくの勘を頼りにブラブラと歩くこと、約10分。正確な場所を事前に知っていたら駅から5分弱だと思うのですが、写真三枚目の場所に出ました。電車で言うと雑餉隈駅から大牟田方面(博多から遠ざかる方)に少し行ったところです。
無機質な窓の並びが逆にが印象的なこの建物は、「Page.01 スケッチブックの少女」に登場しました。最上部にある看板が真っ白ですが、嘗てはダイエーが入っていたそうで、劇中でも、それっぽいマークが確認できます。(ダイエーそのものではなく、少しアレンジしたデザインのようですが。)その後、ダイエーは撤退したようで、現在は別のスーパーが一階に入っています。
又、写真下に映っている踏切は、同じ回で屋外写生に出てきた空・夏海・葉月の三人が踏切待ちをしていた場所になります。(三人は写真右下奥から手前側に渡る。)夏海が妙にテンション上げて走っていく場面ですね。ここも当然ながら人通りが多くて、踏切正面から撮るのは憚られました。

と言う訳で、志免ばかりか天神、雑餉隈まで回れて大満足。
本心を言えば、このまま大宰府方面(にも舞台となったポイントが多い)まで足を延ばしたいのですが、まあ、それは別の機会に、ということで。
とにかく、行きたい行きたいと思い続けて11年。実現できて良かったです。

本編おしまい。次回、番外編です。



http://www.mag-garden.co.jp/sketchbook/index.html

 

【聖地巡礼】 福岡(その3・志免鉄道公園 後編)

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 5月17日(金)23時51分24秒
編集済
  (前回の続きです。)

今回も志免(しめ)鉄道公園です。
写真一枚目は、公園入口。「Page.05 ねこねこの日」のBパート冒頭、涼風コンビの「ねこだまし」寸劇の直後に映る、場面転換カットのアングル。
よく見ると、写真の中央に黒っぽい物がありますが、これはポイント切り替え用のレバーです(写真二枚目)。オブジェみたいな感じで、公園入口正面にドーンと、五基並んで鎮座しています。近くで見ると錆びが酷くて、黒と言うより茶色ですけどね。

写真三枚目は、公園至近の交差点。写真向かって左側の樹木が生えているところが公園で、信号の奥に一枚目の入り口があります。
この交差点は最終回「Page.13 ひとりぼっちの美術部」で、麻生夏海さん&鳥飼葉月さんを見かけた梶原空さんが、全編通して唯一、大声を出して二人を呼んだ、印象的な場面の舞台です。
梶原さんが写真奥の方向から歩いてきて、信号の袂で呼びかけました。麻生さん&鳥飼さんは、斜交い(はすかい)にいて、この写真で言うと手前右側(フレーム外)から更に右側に行こうとしていて梶原さんに気づき、左手前(=撮影者の私が立っているところ)に渡り返して、更に、信号が変わるのを待って、写っている横断歩道を向こう側に渡って行きます。

志免鉄道公園は、今回挙げた他にも「Page.08 ラジカセと少女の二本立て」で根岸みなもちゃんが梶原さんと再会する場面等で登場しています。
とにかく11年半前の番組ですから、公園の樹木が伸びたり、公園周辺の建物が無くなっていたり、映像と比較すると、けっこうな変化を感じました。それも込みで楽しかったです。
さて、それでは15時58分発の西鉄バスで、福岡空港に戻りましょう。

以下、その4に続きます。もうちょっと、お付き合いのほど。


http://www.mag-garden.co.jp/sketchbook/index.html

 

【聖地巡礼】 福岡(その2・志免鉄道公園 前編)

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 5月10日(金)23時18分49秒
  (前回の続きです。)

志免鉱業所 竪坑櫓(しめこうぎょうしょ たてこうやぐら)を堪能、と言っても近くから見上げていただけですが、とにかく堪能したので、櫓が建っている丘から下ります。ちなみに櫓の周囲(丘の上)には、運動公園や町の施設がありました。

実は、丘に上る直前に細長い緑地帯を瞥見したので、「おそらくは、あそこが次の目的地」と見当をつけておきました。それが今回の聖地巡礼・第二の目玉である「志免鉄道公園」です。
これは、1985年に廃線となった旧・国鉄勝田線の廃線跡を活用した公園でして、そうすると当然(単線だったので)細長くなる訳ですね。そんな理由で、地図を持たずとも、すぐに見つけられました。この公園内には、旧・志免駅のプラットホームや線路、腕木式信号が残されています。又、ホームが道路で分断されていますが、その道の向こう側(竪坑櫓から遠い方)には、志免駅の駅名標も残されています(残されている、と言うか、再現されたものみたいです)。

この公園もアニメ『スケッチブック~full color's~』劇中でチラチラ登場するのですが、写真一枚目は「Page.05 ねこねこの日」のラスト近くで、梶原空さんが(もちろん賞味期限切れの!)エサを持って来る場面で登場した場所です。後ろにホームが見えますが、そこを空さんが、写真向かって右から左に歩いています。で、ミケと一緒にいたハーさんが、写真手前から奥に駆けていく訳ですね。ホームから降りる為のスロープが見えますが、これによって、レールが断ち切られたような形になっています。
写真二枚目は、その切り返しです。赤い小屋(これ何だったんだろう、確認するの忘れた)が一枚目と同一の物です。同じ回、神谷朝霞さんがクマ(猫)を見つける直前に映りました。
写真三枚目は、前述した道路の向かい側から、写真一枚目のホーム部分を撮ったものです。「Page.04 三人だけのスケッチ大会」で、写生会の集合場所とされていたのが、ここです。出席者の空さんと栗原渚さんとが、ここ(道路の手前側)で出会っています。(ただし、迎えに来た春日野日和先生の車が停車する場面は、別の地点を背景にしていた模様。)

以下、その3に続きます。



http://www.mag-garden.co.jp/sketchbook/index.html

 

【聖地巡礼】 福岡(その1・志免鉱業所竪坑櫓)

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 5月 7日(火)06時36分59秒
  4月24日(水)から一泊二日で、福岡に行って来ましたー。
目的はアニメ『スケッチブック~full color's~』の聖地巡礼です。
放映されたのは2007年10~12月です。

ヲタクの辞書に「今更」や「オワコン」という言葉は存在しません!!

福岡空港に到着したのが14時10分。
今回初めてスターフライヤーというLCCを利用したのですが、さすがに安いですねー。帰りに乗ったJALより一万一千円以上も安かった。搭乗した瞬間は「狭っ!」と感じましたけど、座ってしまえばJALと変わらないし。

で、空港直結のバス乗り場から、西鉄バスに揺られて15分。「下志免(したしめ)」というバス停で下車します。その二つぐらい手前のバス停あたりの車内から、既に今回最大の目的たる「志免鉱業所 竪坑櫓(たてこうやぐら)」が偉容を示しております。アニメ版・原作版を問わず、『スケッチブック』ファンなら知らぬ者とて無い、作品のシンボルとでも言うべき建造物ですね~。
こいつは要するに、でっかい地下エレベーターの地上設備でして、建物の上の方にエレベーターを巻き上げる機械が設置されていたわけです。だから頭デッカチなのね。
下志免バス停からは徒歩5分ぐらい、ということで、地図も用意せずにやって来たのですが、なにしろドーン!と聳え立っているコイツを目印にすれば、迷いようがありません。櫓自体の高さが47.6mのウルトラサイズ、しかも小高い丘の上に建てられているので、目立つ目立つ。すいすいっと近づくにつれ・・・・・・「あれ?……工事している……。」
なんと、保存のための改修工事の真っ最中。櫓の下1/3ほどが、足場で隠れてしまっています。おやおや、これは知らなかったなあ。まあ、仕方ない。上半分が隠れていたら目も当てられなかったけれど、下の方でまだ良かったじゃないか。何と言っても戦時中の建造物(竣工;1943年)で、炭鉱が閉山されて御役御免となったのも1964年。間近で見れば見る程ボロボロで、今にも朽ち果てそうなのだから、改修工事の一つもしてもらわなければ、いずれ倒壊してしまう。むしろ、改修してまだまだ遺そうと、コストを掛けてもらえることを有り難いと思わなければいけないですね。

以下、その2に続きます。



http://www.mag-garden.co.jp/sketchbook/index.html

 

ワラスボ & わけのしんのす!

 投稿者:黒鮫  投稿日:2019年 3月27日(水)23時15分27秒
  3/13の話ですが、九州料理で一杯(もとい、いっぱい)やってきました。
九州料理のお店「神田有薫」さんです。
今回のお目当て・その1は「ワラスボ」!(写真1・2枚目)
有明海で獲れるお魚で、そのグロい見た目から「エイリアンフィッシュ」等と呼ばれております。目が無い(??)し、歯並び凄いし。
アニメ版『僕は友達が少ない』第5話「今度はSAGAがガチな戦いヽ(`Д´)ノ」では、ゲーム中の雑魚兵&ラスボスのモデルとして登場。羽瀬川小鷹君が「九州在住時にワラスボを食べたことがある」旨を発言し、周囲から引かれておりました。
色々な調理法があるようで、『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』34食め「佐賀市激推しエイリアン!?」(コミックス6巻収録)では、刺身・唐揚げで食べられていましたが、このお店では干物で提供されています。お味は……うん、鯵の干物とかと変わらないですねー。細長いので、ポリポリいけます。ビールに合うなぁ。『桐谷さん』では唐揚げを頭からイッたサカキ先生が、頭の堅さと歯の鋭さに辟易していましたが、干物だと難なく食べられました。バリバリ。

お目当て・その2は「わけのしんのす」。今回は天麩羅で頂きます(写真3枚目)。
こいつは『桐谷さん』24食め「ちょっそれ調理実習!?」(コミックス4巻収録)で登場した、有明海で獲れる食用イソギンチャク。作中ではフライで食べられておりました。
まあ、今回は天麩羅なので、味そのものは想像通り。食感は、イソギンチャクということで「ぐにぐに・ぶよぶよ」しているかと思いきや、意外にも「コリコリ」系で食べ易いです。ただ、それは表面のお話しで、中央部にはミソが詰まっていて磯の香が口の中に漂いますね。美味美味。
ちなみに「わけのしんのす」は、「若者の尻の穴」という意味だそうです(爆)。

他にもマジャク(穴ジャコ。海老のようなシャコのような??)の唐揚げ等、色々堪能しました。店員さんに「珍しいモノばかりお召し上がりになるんですね」とか言われちった(恥)。
お土産に高菜まで貰っちゃって、大満足でした。

http://www.tbs.co.jp/anime/haganai/1st/index-j.html

 

レンタル掲示板
/35