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茶壷の整理開始

 投稿者:平野東司  投稿日:2008年11月 2日(日)19時18分57秒
  6年程で106個(厳密に言うと日本の留守宅にも6個有るのですけど)の茶壷さんが家に居るのが分かりました(猫じゃ無いですので自分からやって来た訳は無いのですが)。
それらを茶壷倶楽部の分類指導に従い、見栄と独断で分類してみました。
古壺(清末〜民初期):何と6個も!と自慢したいのですが、証明書無しですからね。
早期壺(民〜文革) :23個。根拠は、底款が「中国宜興],「宜興紫砂」「荊渓恵孟臣」の          お墨付き底款御三家?、それと、蓋款”洪泉”で底款”菊珠”オマ          ケとして「共産党賛美の詩」の1個と、底款無し、蓋款”毛治国”と          如何にも文革時らしい1個。皆単孔流です。
          怪しいなんて思わず、信じてます。
現代作家壺    :49個。上記に当てはまらず、底款の有る物は、取り敢えず全て此処          に入れて様子を見ることにしました(?)。周其坤、朱丹、呉東君さ           ん達の壺には失礼ですが、底款が読めないとか、書籍に載って無い          人達とかが多くて、勉強不足、資料不足の現状では、止む無し可。
その他、2個の台湾壺
    お土産工芸品類(蒋容さんのもありますよ)
    完全コピー品(顧景舟さん、楊芳謹さんとか)
    正体不明の象の釦で、肌の粗い(レンガよりも)直筒壺や、五彩色花紋の提梁壺    とか、胴体と蓋が合わない(色、大きさ)壺とか。
    完全に紫色の壺(素晴らしい色と思って随分淹れていたのですが、怪しい?とい    う一言で、使用禁止 - 底款も「大清乾隆年制」ですからね)
という結果になりました。
現在、中国宜興壺の中から手頃なサイズの水平壺を抜き出して特訓養壺していますが、独り飲茶ですので、就寝時には岩茶とプーアルで腹がガボガボ。将に迷壺の道に彷徨うの感と言いましょうか。どなたか付き合って呉れる人は居ないですかね。尤も、我がティールームは日本ではありませんけど。
クアンタン、マレーシアより、
平野





 

茶壷の泥質のこと(2)

 投稿者:平野東司  投稿日:2008年10月 5日(日)00時23分33秒
  人から聞いたり、書いた物等から断片的に得た情報を基に出来て来た茶壷感なのですが、何か方向性が定まらくなって、いらいらして居たのですが、大分スッキリしました。
これからは"磁器壺に優る紫砂壺"を目標にします。
取っときの朱泥茶壷(味が可愛げなくて失敗したかと思っていた)に御免なさいして、もう少し眼を掛けて辛抱強く養壺します。朱泥壺は緑茶程度だよ、と言っている連中に目に物を
見せて上げたいです。
その件のお茶屋の主人は、表面を軽くブラッシングする理由として、茶壷が息が出来なくなる(can not breath)という表現をしています。その一方では、茶海に注いだ一煎目の湯を茶壷に掛けたりしているんですから、どうなってんの?という思いも有るのですが、この矛盾を解く説明として、表面の変化は、紫泥中の鉄分が高温の湯と茶葉の成分により、徐々に酸化され変色するからでは無いかと思って居ます。
表面の表情に拘わらず、使い込まれた茶壷の表面を30倍の拡大鏡で見ると、周囲が黒っぽい物質で囲まれた微小な孔が結構出来ています。勿論内面から貫通した孔では無く、壺胎中の何かが溶け出して出来た様な孔です。酸化鉄分は多少水に融出するしても、孔が開くほどでは無いと思うのですが、紫泥中の鉄分と、何かの成分(Caとか)が溶け出した為では無いかと思っています(立証出来てません)。200年以上の古茶壷で泡茶する経験は、滅多に
無いのですが、1回だけ有ります。お茶屋のアドバイザーをしている茶師の人が、清代初期の物だという、極く小さな南瓜型の茶壺で鉄羅漢かなにかを淹れて呉れました。確かに美味しかった、、(30倍で覗くべきでしたが)。それ以来、古い茶壷!という観念に取り付かれています。と言っても、そんな化石的古壺は、博物館か個人が収蔵していて、市場に出回っている訳がありません。万一見つかっても、手が出る価格ではないし、美味いお茶が出るか保証はありません。しかし、上述の「小孔」はさて置き、古い茶壺は概して上質な紫泥を使っている。だから、飽きもせず、打ち捨てられもせず何十年以上も生き残って来ているのだろう。と言うのが現実的な理由です。
緑も、黄も、もう買いません(黒はちょっと未練が有りますけど)。
宜興第二廠の艶出し朱泥の孟臣と艶出し深紫の水平を持ってます。姿と艶に惹かれましたし、どちらも、古陽セン原土朱泥(紫のも朱泥!)の底款を打ってありました。
4-5回は泡茶しましたが、その後は。。。(これも辛抱強く養壺してあげねば可哀そう)
それにしても、専門家達が制作していると思うからこそなのに、茶壷よ、お前もか(最近の
中国製品の問題)という感ですね。
骨董屋さんから買った茶壷はポリデントでWashしてます(此れも件のお茶屋仕込み)が、
如何思いますか。洗ったあとは、2回程泡茶後の茶葉で臭い消ししています。

平野
 

お返事

 投稿者:hide  投稿日:2008年10月 2日(木)00時05分51秒
  香りを最大限に楽しむには磁器が最適と思います。しかし、最良の紫砂茶壷と磁器を比較しても、その味わいの違いはほんのわずかで、よっぽど入念に比べて違いがわかるかどうかというそのくらいのものです。
磁器は出来た時がいちばん綺麗で、それ以上に良くなることはありません。茶渋もついてだんだん汚れてきます。しかし、紫砂茶壷は少しずつ内面から輝くようなしっとりとした艶が出てきてきます。使うほどに気品と風格が出てきます。これが育つということだと理解しています。
硬く焼き締められた朱泥茶壷は育つのが遅いです。しかし、それでも愛情こめて使い続ければ少しずつ育ってきます。性能的に優秀であってもそれ以上育たない磁器茶壷よりは、ちょっとずつでも成長していく紫砂茶壷のほうがかわいいと思うのではないでしょうか。
茶壷の土の色でどういう色が好みかということですが、自然な色がいいです。緑や青や黒は天然の紫砂にはないので着色されています。鮮やかすぎる赤や、深みの紫がかった紫泥も着色の可能性大です。赤や黒はふつうは鉄系の着色なので毒性はないはずですが、今の時代、なにがあるかわかりません。やはり飲食に関するものは安全性が第一です。
茶壷の外面で、土の中のすき間が詰まって味が落ちるというのは初めて聞きました。それもあるかもしれません。しかし、せっかく出た艶を落としてしまうのはもったいないような気がしますが。
台湾茶壷などは一般的に表面が磨かれているため通気性が悪いものが多いです。(洗ったあと内面の水分がなかなか乾かないのがその証拠です)特に茶壷内面がつや消しのやわらかい肌合いのものは手入れをおこたると壷内部が黒くかびたようになります。毎日使っている場合はいいのでしょうが、時々使う場合は湿ったような臭いがすることがあります。宜興茶壷でガラス質のコーティングをしたものが稀にあります。これは育ちません。また、以前の宜興第二工場のものはワックス系の艶出し剤で磨かれているのが普通と言われていました。ワックスで磨かれたものは鍋で炊いてもなかなかワックスがとれず、歯ブラシで磨いても土の気孔に入り込んだワックスを除去することは困難です。艶が出すぎているものは要注意です。
 

(無題)

 投稿者:平野東司  投稿日:2008年 9月29日(月)15時44分57秒
  hideさん(様は硬いので、"さん"で行きます)、
返信メールを諦めていたので閲覧が遅れました。アドバイス有り難う御座います。
硬く緻密に焼かれたタイプの典型は磁器で、そうすると、香りを尊重する(わたくしの独断偏見)高山系烏龍(低焙煎)は、磁器がベストとも言えるのでしょうか。目黒の岩茶房は岩茶でも磁器茶壷で淹れる程ですからね。
宜興の紫泥を頂点とする陶器は香りを吸い込むと言われ、おっしゃる様に「韻味」尊重の岩茶や、臭味を和らげられたプーアルに合うというのは納得出来る様な感じです。
私の中国茶入門が岩茶だったので台湾烏龍は自分では余り淹れませんので朱泥茶壷の強みが
未だ分かって居ないので勉強します。
硬く緻密な、ということは、高温焼成されているということでしょうか。蓋で茶胴を軽く叩くと色々音が異なりますが、金属音の様な高音で、表面に多少照りが有って丁寧に仕上げられた茶壷、ということになりますか。hideさんは朱泥以外なら、どういう色合いの土を好まれますか (艶の無いレンガ様のものは別にして)。
もう一つ教えて下さい。茶壷が育つ、養壺する、というのは具体的にどういう状況を指すのでしょうか。因みに、わたくしは、2-3ヶ月使用した後、茶壷の外面を歯ブラシで軽く洗浄しています(土の中の間隙が詰まって味が落ちると言われたので)。

平野
 

Re.茶壷の泥質のこと

 投稿者:hide  投稿日:2008年 9月18日(木)00時52分42秒
編集済
  私の経験から言えば、艶のないレンガのような肌合いの土はまずだめです。このような土でも稀に良く育つ土もありますが、香りは立ちません。
香り高い清香系のお茶には、硬く焼かれた朱泥のものがよいように思います。
香りよりどちらかといえば味重視の、岩茶や中焙煎のお茶には、紫泥もいいと思いますが、紫泥においても硬く緻密な感じに見えるものがいいと思います。
水牛の角のへらで表面を丁寧に仕上げた茶壷には最初からある程度の艶があります。このような茶壷は、もともと使っている土もいいのでしょうが、使うほどにしっとりとした艶がでてくるようです。
 

茶壷の泥質のこと

 投稿者:平野東司  投稿日:2008年 9月15日(月)16時52分50秒
  分からなくて気になるのは紫泥の質です。
長年の経験有る人は、直感的に分かる様ですが、良い土と、そうで無い土とには、基本的な相違点が有る筈だと思います。淹れてみて初めて分かるということもあるかも知れませんが、先ずは視覚上のポイントは何でしょうか。
取り敢えず典型的な紫泥の場合は如何でしょうか。
何方かお教え下さい。
 

ならまち 町屋茶屋 「心樹庵」

 投稿者:hide  投稿日:2008年 9月 4日(木)23時58分6秒
  日本茶・中国茶のお店「心樹庵」が奈良町でプレオープン中です。
店の半分がテーブル席で、奥半分は座敷でその奥が坪庭、なかなかいい感じのお店です。
chinatypartyのブログでおなじみのほたかげさんと奥様のやすこさんがはじめられたお店で、なにかほっとする癒しの空間です。
「ふじかおり」という静岡の釜炒り烏龍茶は素晴らしいお茶でした。
今のところ、ときどきお休みの日もあるようなので、行かれるときは前もって電話してからのほうが確実です。
 

「夏のお茶会」たくさんのご来場ありがとうございました

 投稿者:hide  投稿日:2008年 7月22日(火)22時52分2秒
編集済
  「夏のお茶会」は、主催者含め9名の参加によりにぎやかに終了いたしました。
ご来場いただきましたみなさまありがとうございました。
当初予想していた以上のたくさんの方に来ていただきましたので、行き届かなかったところも多々あったと思いますがどうぞお許しください。

当日の茶譜です。
1.水出し梨山冷茶、2.西湖龍井、3.四季春、4.杉林渓、5.鉄観音(感徳)、6.禅茶(阿里山)、7.鳳凰単叢蜜蘭香、8.武夷岩茶肉桂、9.大紅袍、10.大禹嶺
お茶請けは、和三盆落雁、フリーズドライ野菜果物、葛饅頭、手作りシフォンケーキ
そして、イベリコ豚生ハム・ハモンセラーノ、マスクメロン、桃(白鳳)、フランスパン(神戸・イスズ・ベーカリー)
あと、シャンパン(ビスカール・サロモン・ブリュット)、スパークリング・ロゼ、スペイン・カバ、2005年ブルゴーニュ・パストゥグラン、10年陳紹興酒
会費は2,500円とさせていただきました。
 

お茶会のお知らせ

 投稿者:hide  投稿日:2008年 7月10日(木)00時20分42秒
  茶壷倶楽部の「夏のお茶会」を開きます。
龍井、台湾高山茶を数種類、鉄観音ほかを味わう予定です。
後半は、シャンパーニュなどのワインも一緒に、お茶とワインの調和について考えてみたいと思っています。

日時 7月21日(祝)14:00〜18:00
会場 伊丹市内の某所
会費 3,000円の予定

参加ご希望の方は、メールでお問い合わせください。
 

民国壷

 投稿者:hide  投稿日:2008年 5月 6日(火)17時37分36秒
編集済
  久々に新しい茶壷を買いました。初めての古壷です。
といってもそんなに古いものではなく、日本の時代でいえば大正の頃、中国で清朝が終わり、まだ中華民国と言っていた時代のものです。
海風號さんの黄金週間特別セールで購入しました。
HPトップページの写真のものがそうです。
しっかりした作りでかなり硬く焼き締められていますが、長年使われていた茶壷のようでお湯を入れると少しにおうので慣らし中です。
おいしいお茶がはいるようになれば次回のお茶会でおひろめします。
 

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