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マレーシアは本格的雨季に入りました。80度を越す湿度になるので、プーアル茶に黴が着かぬか気になる季節です。今日は雨にもめげず、茶館に2回も行きました(車で5分の近さ)。2回目は夜8時からで、イベントが二つ。
一)台湾の茶藝という雑誌に、2001年産の14種のプーアルを14人のその道の専門家が試飲し、
ランク付けした特集記載が有り、何と14人の評価が殆どバラけています。このバラけた
評価を如何理解すべきなのか、偶々14人の中の一人の先生が茶館に来ていたので訊いて
みました。茶の評価は主観なのか、客観的基準に基づくのか、という質問です。
「茶も他の食物と全く同じで、口の中で、何か抵抗感の有る茶、喉越しに違和感の有る 茶は劣る」、「後の要素は、岩茶で言えば大紅袍、如何にバランスが取れているかだ」
「他の評定者の結果に就いてはノーコメント」とのことでした。
彼がテスティングしたサンプルの残りを持ち出して来て、お前もテスティングしてみろと言われて、 やってみました。香味の相性は別にして、彼の一押しの茶は、アバロンの如き口触り と喉越しで,成る程こういうことか、と非常に勉強になりました。
二)年末セール中の特別催しということか、出ました大判振る舞い、11gの宋聘號!
そうとは知らずに一口目を啜りつつ、陳年茶には間違い無いけど、熟茶にしては美味過 ぎるし?(情けないことです)
一息置いて、茶館の主人、おもむろに ”宋聘でごじゃる”。その威厳に満ちたご託宣 に参ったさんは、成田山。包紙を開いてご尊顔を拝する。枯れて居るお歳なのに、何と 強い「気」。わたしも宋聘號の様に成りたいものだ,なんて。
飲みすぎて酔っ払って眠気を催し、10時過ぎに帰宅。
茶壷に就いても一つ。宜興のさる作家と共同開発したという「順裕斎」と銘打った紫泥の茶壺。紫砂泥層の低層、即ち古紫泥で添加物無しだから、絶対に味は保証付きだとの由。
色は、明治チョコレートそのもの(少し赤茶掛かった濃い紫色 - 光の加減で可也変化)。
140ccの君徳、直筒、西施を1個ずつ買ってしまった。今年は此れで打ち止めにしたいです。
アパートの庭の樹々に降り注ぐ雨音が聞こえます。明日は洪水のニュースが出るかもしれません。
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